最強上司力を求めて

早くも年の瀬がひしひしと近づいてきていますね。

ブログの更新頻度、遅くてごめんなさい!!

師走という言葉通りの、毎日激走している村長です(笑)

 

さて、今日は少し心理学的な話をさせていただきたいと思います。

人には「他人からほめられたい、認められたい」という承認欲求があります。

世間一般では、アメリカの心理学者のアブラハム・マズローの「マズローの欲求5段階説」として知られているものです。

マズローは、この理論について「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と提唱し、「自己実現理論」とも呼ばれています。

この理論は、人間の基本的欲求は「5段階のピラミッド」のようになっていて、底辺の欲求が満たされると、1段階上の欲求が出てくると説いています。

①生理的欲求

②安全・安定の欲求

③所属と愛の欲求(社会的欲求)

④承認の欲求(尊厳欲求)

⑤自己実現欲求

①と②の「生理的欲求」と「安全・安定の欲求」に関しては説明の必要はないと思いますが、生きていくためのに欠かせない、基本的・本能的な欲求と、自身の安全と生活や経済的な安定の欲求です。

 

③の「所属と愛の欲求」は家族や親類、友人、会社、広くは地域社会や国家といった何らかのグループに帰属したいという、社会性の欲求です。

他者と関わりたい、みんなと同じことをしたいという集団帰属の欲求も含まれます。

この欲求が満たされない時、人は「孤独感」や「社会的不安」を感じるようになります。

そして③「所属と愛の欲求」が満たされると、今度は④「承認の欲求」が起こってくるわけです。別な言い方では「自我の欲求」とも呼ばれています。

3階層目で、何かしらの組織や集団に人が属すと、次に「自分が、その集団から「価値のある存在」 と認められたり、尊敬されたりしたい」と求めます。

この④「承認の欲求」まで満たされると、いよいよ最終段階の⑤「自己実現欲求」に突入するわけです。

これは誰かに「ほめられる」とか「認められる」とかは関係なく、自分自身で「こういう人間になりたい」と強く願う欲求のことです。

③と④の階層では、他者との関係性に対しての欲求ですが、最後は「自分自身の欲求」に返ってきます。

この欲求は、自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、「あるべき自分」になりたいという欲求になります。

実は、「ほめられないのが当たり前」というプロ野球型上司も、

我々の提唱するサーバント・リーダーシップ型の上司の方も、

まさにこの⑤の「自己実現欲求」の段階に共にいるのです。

では、その違いはどこにあるのでしょうか???

賢明な皆さんは、すぐにご理解いただけると思いますが、

サーバント・リーダーシップというのは、③「所属と愛の欲求」から⑤「自己実現欲求」までを、すべて網羅し理想的な形でパッケージングしたリーダーシップなんです。

だからこそ、人も組織もメンバー全員が元気になって、チームワーク良く、ご機嫌に仕事をしていくことが出来るんです。

そして、「この上司についていきたい」「一緒に頑張りたい」と思ってもらえるのです。

自分だけの自己実現に走ってしまうプロ野球型上司との違いですね。

サーバント・リーダーシップでの組織力向上が絶大なパワーなのも、実はこうした心理学的学問の背景もきっちりとしているからなんです。

ただし、皆さんの部下の方はまだ「所属と愛の欲求」や「承認の欲求」の階層レベルで立ち止まっているのかもしれません。

(迷える子羊(子ペンギン)ちゃんたちがたくさんいるんです)

 

別段歯の浮くようなセリフでほめることはしなくてもよいのですが、大切なメンバーとしてしっかり迎え入れて、「お前の頑張りは認めているよ」というサイン(言葉で発してあげて!!)をしっかり出してあげてください。

 

そして、サーバント・リーダーシップを発揮する立場の皆さんは、誰かにほめてもらおうということではなくて、「こういう人間になりたい」という自己実現をひたすら考えてください。

そして、自己実現しながら、周りのメンバーへの良い影響力を発揮し、「ホメ育」しまくってくださいね。

それが出来たとき、皆さんは名実ともに「最強上司力」を持つことが出来るはずです。

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